大人ニキビと思春期ニキビの違いと対象法
思春期ニキビの場合には、成長ホルモンが活発に分泌されることによって皮脂分泌も活性化され、それが毛穴の中に詰まってニキビができやすくなってしまいますが、成長ホルモンが活発に分泌されるのはティーンエイジャーと呼ばれる13歳あたりから20歳ぐらいまでなので、その時期を過ぎれば自然とニキビはできにくくなります。
一方、大人ニキビは成長ホルモンが活発に分泌されているわけではない年齢でできるニキビで、原因は疲労やストレス、食生活や生活習慣など、自分自身で改善できる部分に原因があることが多いのが特徴です。
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大人ニキビと思春期ニキビとではニキビができる場所も異なります
まず、思春期ニキビの場合には、Tゾーンと呼ばれるおでこ、鼻、顎の下などにできやすいのが特徴です。この部分には皮脂腺が通っていて皮脂分泌が活発な場所なので、普段の生活でもギトギトしやすい部分です。
肌の表面に浮いている脂をそのまま放置しているとニキビの原因になってしまうこともあるので放置は厳禁ですが、脂取り紙などで脂のみを除去するのはかえって逆効果なので、ギトギトが気になったら冷たい水で洗顔し、化粧水などで水分補給する習慣をつけることが大切です。
大人ニキビの場合には、思春期の頃と比べて肌が乾燥しやすくなっているという特徴があります。そしてデコルテラインにできることが多く年齢とともに下に出来安いという傾向もあります。
生活習慣や食生活の片寄り、ストレスなどで体内の水分量が減ってしまうと、肌も水分不足で乾燥してしまいます。
ここで気を付けたいのは、肌が乾燥すると、水分不足を補おうと皮脂分泌が活発になってしまうため、肌の表面は見た目ギトギトになり、自分は乾燥肌ではなくオイリー肌と勘違いしてしまう人が多いと言うことです。
大人ニキビで肌がギラギラするという場合には、もしかしたらそのギラギラは、肌の乾燥が引き起こしている症状かもしれません。
ギラギラするからと言って頻繁に洗顔剤で脂を落としてしまうと肌に負担がかかりすぎてさらに乾燥肌は悪化してしまいます。大人ニキビができやすい人は、もしかしたらその原因は肌の乾燥にあるのかもしれないと考え、まずは徹底した保湿ケアを心がけてみてください。
肌の水分バランスが改善されれば皮脂分泌も落ち着くので、ギラギラしにくくなってきます。
いずれにしてもニキビケアに最も必要なことは不要な汚れのみを落とし、しっかりと浸透させることができる化粧品を利用することと、睡眠、ストレスが大きく関連してくるので、一つづつ自分に出来ることから対応をしてきましょう。